2002年12月22日(日)、24日(火)
金澤典子、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』レポート


003年3月8日
(土曜日)晴れ、最高気温7度


クリスマスの時期に『ヘンゼルとグレーテル』を上演するのはドイツではよくあることで、クリスマスマーケットが見られる季節になると大抵どこの劇場でもこの演目を見かけます。今回の日独楽友協会主催『ヘンゼルとグレーテル』は丁度同じようにクリスマスに上演されました。

ですが日本ですと、この時期は師走で忘年会などで皆さん忙しく、平日だった24日はいらっしゃれなかった方が多く、とても残念でした。23日(天皇誕生日で祝日)だったら良かったのにと何人の方に言われたでしょう。。。

それはともかく、風邪の流行っている時期で出演者にも風邪を引かれてしまった方がいらしたにもかかわらず、公演はなんとか無事に終了いたしました。

見に来てくださった皆さん、スタッフの皆さん、共演者の皆さん、本当にありがとうございました。

さて今回の公演、本当は24日だけの出演予定だったのですが、ダブルキャストの同じ役だった方がやはり風邪でキャンセルすることになったので、両公演とも歌うことになりました。22日の公演は日曜だったこともあってか、1階がほぼ満席だったと思います(2階は閉鎖していました)。砂の精

私の役は砂の精が小人で、露の精がそのまま水色の露の精だったので、かなり見た方の印象が違ったようです。砂の精は眉毛と髭と帽子をかぶって、前に小人のぬいぐるみのような身体を着ていました。当日にその衣装?を見るまで、小人になるという意味がよくわかってなかったのですが、見て、着てみてなるほどと思いました。上手くできています。でも小人というよりサンタクロースの様だったそうです。

露の精は水色のロングドレスに透けている白の昔流行った?ジュディオングが着ていた衣装のようなものを上に着ていました。こちらはこの白い裳のような衣装の下が袋状になっていて、手を広げて走ると風を受けて広がるようになっています。前にはいくつもの露がぶら下がっていました。このときはメイクさんが気合いを入れて髪を整え、スパンコールをふんだんに貼り付けてくださいました。

露の精キャラクターのイメージを分ける為、砂の精の時は出来るだけ深く太く歌うようにし、露の精の時は軽く歌うようにしました。ですが、露の精の時はちょっと軽くしすぎたかもしれません。砂の精の時も太くしようと意識しすぎてと音程が低めになってしまったところがあったので、今後気を付けようと思いました。

この公演では、歌い手でこの曲をすでに歌ったことが有る方が多かったためか、練習回数がかなり少なかったのには驚きました。日本でのオペラ公演では、ほぼ毎日2ヶ月間の稽古があるのが普通だと思っていたので、1ヶ月間に週2回ペースの練習予定を見たときは大丈夫かな〜と思ったのですが、まあなんとかなるものです。でもあと2週間稽古があったら、もっと良い物になっていたんじゃないかとも思います。

ですが、日独楽友協会でのオペラ公演はこれがまだ2回目だそうですので、今後もっと良くなっていくのではないかと思います。日本でオペラを上演するというのはなかなか大変だと思いますから。これからに期待しています。

 

お父さんとヘンゼルとグレーテル

お父さんとお母さん

お父さんとヘンゼルとグレーテル
 

 お父さんとお母さん
 

魔女

 

魔女